2023年12月12日
糸で描く物語 刺繍と、絵と、ファッションと。
7月から9月まででしたが、さまざまな時代のさまざまな文化での刺繍がこれでもかの分量で展示され、なんなんでしょうね必ずしも生活に必要な技術というわけではないと思うのに、ものすごい執念、労力で糸を刺す、祈りのかたちであったりもするのでしょうね。
精緻であったり大らかであったり華やかであったり厳かであったり、手法や素材で表現される作品の印象もさまざま、刺繍というと女子供の手工芸といったイメージあったりするけれど、けっこうそこには思索や世界観が反映されているようで、リスペクトの念が自然に、なんとなく、世界平和の願いさえそこには感じられるような。
糸で描く物語 刺繍と、絵と、ファッションと。
静岡県立美術館
Posted by 中島遥香 at 23:03
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